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まったり(´・ω・`)びぼうろぐ

インターネットのおぼえがき

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EntryTitleIcon帰って来たナップスター かつての最大の敵が味方になる?

2006年10月3日、
ナップスタージャパンが 日本初の月額定額制聴き放題のサブスクリプションサービスを開始。
あの黄緑の瞳の猫がCMに出てきて懐かしく思った人も多かったはず。
ナップスターの名前の由来は知ってるけど、あのマークの由来は知らない。
なんで猫?そもそも猫?微妙に怖い気がするのは私だけ?

まぁそんなことは置いておいて、ぼちぼち長文を書いてみる。

ナップスターから始まったP2P技術によるファイル共有(交換)ソフト。
著作権侵害絡みで栄光と末路を繰り返し、自分が知ってるだけで大きく流れをとらえると
ナップスター
MX
ny
ny 有志のMX復活 うたたね ライム・カボスなどの混在 ←いまここ
ナップスターが停止する前といえば日本はまだモデムインターネットからISDNの時代。
優れた圧縮方式であり著作権保護機能を持たないmp3人気の後押しを受け、
音楽共有大人気の無法状態へ

日本で(むしろ世界で)最初に逮捕者がでたのはMXだったと記憶してるので
日本って著作権ガチガチなんですね。その日本でnyが開発されたってすごい事なんだな・・・
よく言われる事ですが、新しい技術が生まれるとき、それを発展させるのはたいていエロと犯罪、軍事。
そうやって発展した技術が、私たち一般人の「便利」として流通し、受け入れられるのはもっと成熟してから。
脱線になりますが、
nyの開発者、金子勇氏も参画している株式会社ドリームボートのSkeedCastってのがある。
これはP2Pを応用したデジタルコンテンツ配信サービス。セミナーの資料を読んだんですが面白そう。
P2P技術自身が悪ではなくて今の使われ方がまずいだけなので、色々発展しそうで今後が楽しみ。

+こんなアンケートがあるお

japan.internet.comの10月5日付けデイリーサーチの
約7割がパソコンで音楽を聴くが、「購入した CD」がやっぱり主流という記事がなかなか面白い。
これは18歳以上の10代~50代までが2割ずついるアンケートなので
インターネットのユーザーに18歳以下の若い人も多い事から考えると少し結果が変わるでしょう。
で、これを読みながら自分を省みたんですが、結局はその楽曲への愛情の大きさの問題な気がする。
特別に好きなアーティストのCDは買うけど流行歌などはCDレンタルでって人はかなり多いはずで、
これは値段の差もあるけど、「CDとしてのモノはいらないけどデータは欲しい」って考え方からきてるんじゃないかな。
家にいるときPCつけっぱなし人間は、
自分が持ってる音楽(テレビやラジオで供給される音楽以外)を聞くときにはほぼPCで聴くし、
CDを買ったり借りてきたりしてもPCにデータを入れてしまったあとは、CD自体を扱わなくなる。
持ち出し(携帯プレーヤーやら携帯電話やらで聞く)もPCを軸にしたデータの転送だし。
そうすると必然的に
データだけでいいもの→購入はしない
「すぐに」・「これから月日が経過しても」・「ジャケットなども含んで」 っていう条件がついてはじめて→CD購入
って流れができあがる。最近は捨てるのも大変な時代だし。部屋広くするよりHDD買うほうが楽だし。
こうやって見ると、データだけでいいのにCDを借りにいったり返しにいったりするのは効率が悪いんだけど、
音楽データをネットで買ったことがあるかと聞かれれば私の場合、答えはNOで
欲しいのは一曲だけな事が多いのにカードでの清算契約をするのは面倒だし、
それを乗り越えるような魅力的な配信サービスを見たことがなかったから。敷居が高いぜとっつぁん。

+ナップスターがまいた種
ファイル共有ソフトがユーザーに植え付けた最大のイメージ「データは無料感覚」
それに加えてプラスアルファ。
TUTAYAなどのCDレンタル業よりも新作が出回るのが早かったり、(下手すると発売前)
市場には出回らないデータ(未発表曲や古すぎてCD屋やレンタル屋には置いてないような曲)が出回ってたり。

+「著作権を守りながら」どうやって刈り取るか

じゃあ今のナップスターを見てみようってことでナップスター料金形態
林檎のものには少し見劣りするけどプリカもあるし、料金形態に関してもよくできてるとおもう。
システムの理解は少し難しいけど、2000円以下の定額制にしたのが何より面白い。
無料トライアルも新しいユーザーの獲得のために頑張ってる感じが伺えます。(ちょっと露骨?)

以下、実際にアラカルト(従来の曲単位での購入方式)として入ってみた感想
+ 現地点での曲の充実度 ★☆☆☆☆
重要なポイントのこいつですが、一言で言うと 邦楽少なっ 
サービス自体がまだはじまったばかりなのもあり、今の時点だとかなり微妙。
洋楽に関してはかなりの数があるのでこだわり派の人にはいいんじゃないでしょうか。クラシックとかも含めて。
+ 曲の持ち出しやすさ ★☆☆☆☆
料金の一番高いToGoは携帯電話・ポータブルプレイヤーへの転送無制限なんですが、
なんといっても対応機種少なすぎ・・・ 
ipodが無理だったとしてもあのシェアですから、
ほかのポータブルプレーヤー全部制覇の勢いで頑張らないと便利さの実感は難しいかも。
曲の充実度と共に今後に期待です。
対応機種を持ってる人にとってはかなりいいサービスなんじゃないでしょうか。
+ サービス ★★★★☆
定額制がもたらすメリットのひとつとして、
共有ソフトとかとは逆の発想の「自分のPCにDLしなくても聴ける」。
プレイリストに加えるだけでストリーミング再生(フルバージョン 128 kbps)が何度もできるので、
家にいて聴く分にはDLの必要性がなくなりそうです。
自分でCDからインポートしたり音量揃えたりをする手間は大分省けそう。
加えて、好きなタイミングで一気にプレイリスト全曲をDLできる機能なんかもナイスですね。
複数の環境(PC・携帯オーディオ共に三台まで)に対応できる事と同時に、
同一ユーザーなら複数PCでの共有ができる事も気を使ってるなぁと関心する事項。
いちいち音楽を移し変える手間が省けるってイイ(ちなみに複数PCの同時ログインはできない仕組み)。
ちなみに、無制限とり放題なので月に定額払えば「データは無料感覚」が味わえますが、
CDを焼いたり、定額解約後の携帯オーディオへの転送は(たとえ定額時にToGoで契約していたとしても)
アラカルトで購入した楽曲(一曲150円~)しかできないので、あくまで擬似感覚どまり。
「データは無料感覚」自体が本来無料でないものを違法手段で無料にしてるだけなので仕方がないですけどね。
加えて、アラカルトでしかDLできない楽曲もある事を申し添えておきます。
+ プラスアルファ ★★☆☆☆
ジャンルごとに音楽を見れるというのは共有ソフトにはない特徴なのでいいと思います。
ユーザーにとっても新しいアーティストを知るきっかけになるし、
ネット全般に言える事ですが、自分が興味を持った事柄に対して深く調べる事は簡単でも
興味を持った事柄の近辺を調べるのって広すぎるだけに意外と難しい(閉架図書館のイメージ)ので。
あと、お笑い芸人の楽曲ってジャンルがあるのも面白いと思いました。需要は別として。
こんな風に何かに特化してジャンルを組むのは強化してほしいなぁとおもいます。
定額制って点で考えても「着うた業界」の努力の仕方に似た努力をしてくれると面白いんじゃないかと。
洋楽に関してはこのままどんどん発展させていって
それこそドワンゴみたいにあまりほかでは扱っていないレアなアニソンや電波曲も入れちゃうと
難しいでしょうけどワーナーモバイルみたいに先行発信するとか、音楽業界の協力を受けれれば色々できそう。
結局、音楽業界の受け入れ次第ですね・・・ 逆にプロモーションにも使えると思うんだが・・・。
+ アプリの出来 ★★★☆☆
至って普通な気がする。使いにくくもなく、特別使いやすくもなく。
当然の機能ですが、曲を探したりプレイリストに加えたりする部分と
プレイリスト+プレイヤーの分離ができるのはナイス。

+結論
このサービス、まだ手を出すには発展途上すぎるかなぁとは思いますが、今後に期待はできそうです。
もっと身近になればCD売り上げ減少にも影響はするでしょうが、
音楽購入自体がWEBによってもっと身近になれば音楽業界にとっても還元されプラスになるでしょうし、
ナップスター(ほかにも定額制はでてきて欲しい)・音楽業界がお互いハッピーで
ユーザーがウイルスに怯えることなく安全に、合法的に、便利に使えたら言うことナッシン。
ファイル共有ソフト使用者への見せしめ逮捕がもっと増えればそのままユーザーがシフトする可能性も。
CD発売レーベルというよりもCDレンタル業にとっての脅威になりそうです。TUTAYAのサービスも面白いけど。
アラカルト会員は、視聴時間は短いですが完全に無料、メアドの登録だけでできるので
洋楽スキーな方、対応しているポータブルプレーヤーを持ってる方は
楽曲を覗く目的で見てみるだけでも価値があるのでは。
上に挙げたような現時点の欠点に目をつぶれば2000円弱で聴き放題の魅力は大きいと思います。

長文でした。読んでくれた方がいたらどうもありがとうございましたー。
ついでに考えた事:
共有ソフトに無名のインディーズバンドが自分でファイル放流して口コミで流行ったりしたら面白いよね。
2006/10/21 daria

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